リラの杜在宅クリニック
伊藤 徹
011-688-6402
〒064-0826
北海道札幌市中央区北6条西26丁目2-1 キタコーアーモンドビル5F
口座振替
月・火・水・木:9:00〜12:00/13:00〜17:00(訪問診療)
金:9:00〜12:00(訪問診療)/13:00〜17:00(外来・完全予約制)
休診日:土・日・祝
北海道札幌市
在宅医療/訪問診療/在宅緩和ケア/がん患者の看取り/胃ろうの管理/外来診療
通院が難しい/寝たきりでの療養/がんの終末期における不安/高齢による体力の低下/看取りへの戸惑い/在宅での痛みの緩和/胃ろうの管理/慢性疾患の経過観察/退院後の在宅療養/ご家族の介護の負担/急な体調変化への不安/人生の最終段階における医療の希望/老衰への対応/医療的ケアの継続/お看取りの場所への迷い
一人ひとりの患者さまと向き合う診療/外科医としての経験を活かした安全管理/患者さまの顔を見て話す診療姿勢/歌を通じた患者さまとの交流/穏やかな時間を大切にする方針/じっくりと時間をかけた対話/がん患者さまと高齢の患者さまの双方に対応/週5日の訪問診療体制/完全予約制の外来/地域に根ざした在宅医療/ご家族に寄り添う姿勢/信頼関係を大切にする診療スタイル/患者さまご本人の意思を尊重する看取り/西28丁目駅近くの立地/機能強化型在宅療養支援診療所
医院紹介
リラの杜在宅クリニックは、札幌市中央区北6条西26丁目にて、訪問診療を専門とする在宅療養支援診療所として診療にあたっています。地下鉄東西線西28丁目駅から歩いてすぐの立地にあり、西28丁目周辺や札幌市中央区、西区にお住まいの皆さまをはじめ、住み慣れたご自宅での療養を望まれる患者さんとご家族に医療を提供しています。
開業は2021年10月です。月曜から木曜までは終日訪問診療にあたり、金曜の午後のみ完全予約制の外来を設けております。訪問診療を通じて、患者さんが住み慣れたご自宅で、その方らしく療養生活を送れるよう支えていきたいと考えています。患者さんやご家族とお話しする時間を大切にしながら、医療だけでなく、日々の暮らしにも寄り添える存在でありたいと考えています。
在宅での療養を選ばれる背景は、患者さんによってさまざまです。退院後の生活を見据えて訪問診療をご希望される方もいらっしゃれば、長く付き合ってきた持病の経過を見守ってほしいという方、あるいは人生の最終段階をご自宅で迎えたいと望まれる方もいらっしゃいます。当院では、一人ひとり異なる事情やお気持ちを丁寧に伺いながら、その方に合った関わり方を考えることを大切にしています。
医師紹介

リラの杜在宅クリニック
院長 伊藤 徹
私が医師を志したきっかけは、高校時代の入院経験にさかのぼります。当時、盲腸をこじらせて腹膜炎となり、1ヶ月半ほど入院しました。入院中は、実家の近くで開業されていた先生が、毎晩のように顔を見せに来てくださったのです。忙しいなかでも様子を見に来てくださる姿を目の当たりにし、医師という存在をとても身近に感じたことを、今でもよく覚えています。
医学部を卒業した後、外科の道を選びました。外科を選んだのは、自分の手を動かして患者さんの治療に関われることに魅力を感じたからです。もともと手先を動かして物を作ることが好きだったことも、外科を選ぶ理由の一つだったと思います。
北海道大学を卒業してから、道内外の複数の病院で外科医として診療にあたってきました。小児外科の現場にも関わり、がんの手術にも携わってきました。振り返れば、外科医としての日々は、目の前の患者さんと真剣に向き合い続けてきた時間だったと感じています。
長野で勤務していた頃、自分が手術を担当した患者さんをご自宅で看取った経験があります。当時は介護保険制度もまだなく、点滴の道具を自ら持参して訪問していました。病院での診療とは異なり、縁側でお茶をいただきながら、患者さんやご家族とゆっくりお話しする時間の大切さを感じたことは、その後の診療にもつながっています。
そして、私にとって大きな転機となったのが、2012年に石巻の在宅療養支援診療所で訪問診療に携わった経験です。東日本大震災の翌年、被災地であった石巻を訪れた当初は、それまで慣れ親しんできた外科の診療とは大きく異なる環境に、戸惑いもありました。しかし、高齢の患者さん一人ひとりのご自宅を訪問し、日々の暮らしやこれまでの人生についてお話を伺うなかで、病気を治すことだけでなく、その方の暮らしに寄り添うことも医療の大切な役割なのだと感じるようになりました。
その後も、外科医として培ってきた知識や経験を生かしながら、在宅医療に携わってきました。病院での経験と、石巻で出会った訪問診療のあり方、その両方が今の診療につながっていると感じています。石巻での経験がなければ、現在のような形で在宅医療に取り組むことはなかったと思います。
経歴
北海道大学医学部 卒業
北里大学病院
北里大学東病院
国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)
癌研病院(現・癌研有明病院)
長野厚生連北信総合病院など
札幌東徳洲会病院 外科
中村記念病院 外科・消化器科
祐ホームクリニック石巻 訪問診療
札幌山の上病院 がん診療部
静明館診療所
リラの杜在宅クリニック 開院
資格・所属
外科専門医
がん治療認定医・胃ろう専門管理医
厚生労働省 緩和ケア研修修了
在宅専門医
当院こだわりの治療について
当院では、診療の際にパソコンの画面ではなく、患者さんの顔を見て向き合うことを大切にしています。外科医として長く現場に立ってきた経験から、患者さんの状態を注意深く見極めることを心がけてきました。そうした経験は、病院とは異なる在宅の環境で、安全に配慮しながら診療する上でも大切な基盤となっています。
また、当院ではがんの患者さんと、高齢によって療養が必要な患者さんを、おおむね同じ割合で診ています。それぞれ異なる背景をお持ちですが、住み慣れたご自宅で、できるだけ穏やかに過ごしていただけるよう支えたいという思いは変わりません。病状を管理するだけでなく、患者さんやご家族が抱える不安にも耳を傾け、一緒に考えることを大切にしています。
以前は、診療の合間に患者さんと童謡などを一緒に歌うこともありました。普段あまり言葉を発さない方が歌を口ずさんでくださったり、笑顔を見せてくださったりすることもあり、私自身も楽しい時間を過ごしていました。現在は休止していますが、またこうした時間を取り入れていきたいと考えています。
クリニックの特徴①:じっくりと向き合う診療体制
当院では、多くの患者さんを一度に診ることよりも、一人ひとりとじっくり向き合うことを大切にしています。訪問の際には、患者さんやご家族のお話を丁寧に伺い、病状だけでなく、日々の暮らしのなかで感じていることや、小さな変化にも目を向けるよう心がけています。
在宅での療養では、患者さんご本人だけでなく、ご家族も不安を抱えることがあります。ご自宅でどのように過ごしていけばよいのか、今後どのような変化が起こるのかなど、気になることを気軽に相談していただける関係を築いていきたいと考えています。
私自身、大勢の患者さんを短時間で診るよりも、一人ひとりとお話をしながら、その方に合った診療を続けていきたいと思っています。患者さんやご家族がご自宅で少しでも良い時間を過ごせるよう、無理に規模を広げるのではなく、目の届く範囲で丁寧な医療を提供していきたいと考えています。
クリニックの特徴②:外科での経験を活かした在宅緩和ケア
私は外科医として長年、手術や幅広い医療処置に携わってきました。その経験は、在宅医療の現場でも生きていると感じています。大切にしているのは、何ができるかだけでなく、その処置が患者さんにとって本当に必要なのか、安全に行えるのかを見極めることです。病院とは設備や環境が異なるご自宅だからこそ、これまでの経験を生かし、慎重に判断するよう心がけています。
当院では、がんの終末期にある患者さんをはじめ、ご自宅での療養を希望される方の診療にあたっています。痛みや苦しさをできるだけ和らげながら、患者さんが住み慣れた場所で穏やかな時間を過ごせるよう支えています。また、ご本人の希望だけでなく、ご家族のお気持ちにも耳を傾けながら、どのような療養生活が望ましいのかを一緒に考えることを大切にしています。
看取りにあたっては、患者さんご本人の意思を尊重し、ご家族とも十分に話し合いながら、その方に合った関わり方を考えています。ご自宅で最期を迎えることには、不安や迷いが伴うこともあります。患者さんとご家族ができるだけ安心して過ごせるよう、最期まで丁寧に寄り添っていきたいと考えています。
今後の展望
これからも、患者さん一人ひとりと向き合う時間を大切にしながら、今の診療スタイルを続けていきたいと考えています。多くの患者さんを診ることよりも、ご本人やご家族とじっくりお話しし、ご自宅で少しでも良い時間を過ごしていただけるよう支えていくことが、私の目標です。
また、以前取り組んでいた、患者さんと一緒に童謡などを歌う時間も、少しずつ再開していきたいと思っています。診療だけでは見られなかった笑顔や、歌を通じて生まれる交流を大切にしながら、患者さんやご家族との時間を楽しんでいきたいと考えています。
これからも無理に規模を広げるのではなく、一人ひとりの患者さんとの関わりを大切にしながら、自分らしい在宅医療を続けていきたいと思います。
