石黒皮膚科クリニック
石黒 和守
0776-51-6700
〒919-0418
福井県坂井市春江町江留下高道161-1
現金
月・火・水・金:9:00〜12:30/14:00〜18:00
土:9:00〜12:30/13:00〜15:00
休診日:木・日・祝
福井県坂井市春江町
皮膚科/形成外科/漢方治療/光線療法/スキンケア指導
皮膚のトラブル全般/アトピー性皮膚炎/多汗症/にきび/皮膚症状に関する不安
人にやさしい医療/患者さんの心の串をとる診療/かゆみの分かる医師/皮膚科看護の専門性/丁寧で分かりやすいスキンケア指導/漢方を取り入れた診療/初診を大切にする姿勢/往診対応
医院紹介

石黒皮膚科クリニックは、福井県坂井市春江町にある皮膚科・形成外科です。JR春江駅を最寄り駅とし、駐車場も備えておりますので、お車でもご来院いただけます。かゆみや湿疹、アトピー性皮膚炎をはじめ、さまざまな皮膚のお悩みに対応し、地域の皆さまが困ったときに安心して相談できるクリニックを目指しております。
皮膚の病気は、外から見えやすいからこそ、症状そのもののつらさに加えて、周囲の視線や誤解によって気持ちの負担が大きくなることがあります。そのため当院では、皮膚の状態だけを診るのではなく、その方がどのようなお気持ちで受診されているのかにも目を向けながら、日々の診療に向き合っております。
また、皮膚の病気には、一度の受診ですべてが終わるとは限らず、継続して治療に取り組んでいただくものも少なくありません。だからこそ、必要なときに無理なく足を運んでいただける環境を整え、治療を続けやすい場所であることも、地域のクリニックとして大切な役割の一つだと考えております。
当院の診療の土台となっているのが、「人にやさしい医療」という考え方です。これは、福井医科大学時代からご指導いただいた恩師・丸尾先生が大切にされていた思いであり、私自身も長く受け継いできました。
医療法人「充和会」という名称にも、その思いが込められています。丸尾先生と私の名前から一文字ずつを取り、「充ちたりて和む」という願いを重ねました。
どれほど医学が進歩しても、患者さまの気持ちに寄り添うことがなければ、本当の意味で「人にやさしい医療」にはならないと考えております。来院された方が少しでも気持ちを和らげ、安心してお帰りいただけるよう、一人ひとりに誠実に向き合うことを大切にしております。
また、当院では、患者さまの待ち時間を少しでも短縮できるよう、QRコードを利用した受付システムを導入しています。外出先からでも現在の診察番号をご確認いただけるため、待ち時間を院外でお過ごしいただくことも可能です。
医師紹介

石黒皮膚科クリニック
院長 石黒 和守
私が医師を志した原点には、自分自身の経験があります。幼い頃からアトピー性皮膚炎に悩み、強いかゆみや見た目の変化によるつらさを抱えてきました。
当時は今ほどアトピー性皮膚炎についての情報も多くなく、さまざまな民間療法を試したものの、思うような結果につながらず、かえって症状が悪化してしまったこともありました。中学生の頃には、皮膚の状態を理由に心ない言葉をかけられた経験もあります。
そうした経験を通して、皮膚の病気は体だけの問題ではなく、気持ちにも大きく関わるものだと実感するようになりました。自分と同じように皮膚の症状で悩む方の力になりたいという思いが、皮膚科医を志す大きな原点となっています。幼少期にNHKのドラマ「赤ひげ」を見て、困っている方に手を差し伸べる医師の姿に憧れたことも、医師を目指すきっかけの一つでした。
大学受験では一度志望校に届かず、一年間浪人を経験しました。その翌年、新設された福井医科大学に一期生として入学しました。先輩がいない環境の中で、自分たちで大学生活をつくっていくという意識が強く、テニス部も仲間とともに立ち上げました。振り返れば、この経験がその後の多くのご縁につながる一つの転機だったと感じています。
大学院でも一期生として学び、医学博士号を取得した後は、大学で助手、講師、副科長を務めました。診療だけでなく研究や教育にも携わりながら、皮膚科医として経験を重ねてきました。
その後、恩師である丸尾先生から声をかけていただき、丸尾皮膚科クリニックの副院長として診療に加わりました。丸尾先生の逝去後は、その思いを受け継ぎながら医院を支え、医療法人充和会を立ち上げ、院長を務めることになりました。
振り返ると、私の歩みは多くのご縁に支えられてきたように思います。恩師や仲間、スタッフ、患者さまとの出会いがあり、その一つひとつが現在の診療につながっています。だからこそ、これまで自分が受け取ってきたものを、今度は日々の診療を通して患者さまへ返していきたいと考えております。
経歴
福井医科大学 卒業
福井医科大学大学院 修了
医学博士号(甲1号)取得
福井医科大学皮膚科学講座 助手 就任
皮膚科専門医 取得
福井医科大学皮膚科学講座 講師 就任
福井医科大学皮膚科 副科長 就任
丸尾皮膚科クリニック 副院長 就任
石黒皮膚科クリニック 院長 就任
資格・所属
医学博士号
皮膚科専門医
日本皮膚科学会代議員
日本発汗学会評議員
福井大学医学部同窓会白翁会理事
当院こだわりの治療について
私が診療で大切にしているのは、症状だけを切り取って考えないことです。
皮膚の病気には、長く向き合っていくものが少なくありません。そして、症状が長く続くほど、かゆみや見た目の変化だけでなく、不安や焦りなどの気持ちの負担も重なってしまいます。そのため、薬による治療だけではなく、毎日の過ごし方やスキンケアについても、できるだけ丁寧にお伝えするよう心がけております。
また、自身のアトピー性皮膚炎の経験から、「汗」と「発汗」を分けて考えることを大切にしてきました。かつては、アトピー性皮膚炎では汗をかかない方がよいと考えられていた時代もありました。私自身も、剣道やテニスをする中で、汗をかくとかゆみが強くなる経験をしていたため、長い間「汗は悪いものなのではないか」と考えていました。
しかし、経験や研究を重ねる中で、皮膚に残った汗による刺激と、体が汗をかく「発汗」という働きそのものは分けて考える必要があると感じるようになりました。
発汗は体に備わった大切な機能の一つです。一律に汗を避けるのではなく、汗をかいた後のケアなども含め、その方の皮膚の状態に応じた付き合い方を考えることが大切です。その後、研究が進み、ガイドラインでも汗と発汗を分けて考える考え方が示されるようになりました。
さらに当院では、西洋医学による治療を基本としながら、必要に応じて漢方も取り入れております。治療方法を一つに限定するのではなく、さまざまな選択肢を持ちながら、その方の症状や体調、生活背景などに合わせてご提案することが大切だと考えております。
高齢の方や更年期のお悩みを抱える方、にきびでお困りの若い方など、同じ皮膚症状であっても背景は一人ひとり異なります。その方に合った方法を一緒に考えながら、無理なく治療を続けていただけるよう努めております。
また、当院では、患者さまに少しでも気持ちを和らげてお過ごしいただけるよう、院内のソファをはじめ、スタッフの制服や院長の白衣にもピンク色を取り入れています。
アトピー性皮膚炎の患者さんとその家族の方々にエールを送りたいとの想いから「前向きアトピーライフ」と言うタイトルの本を幻冬舎さんから発刊することが出来ました。院長自らの経験を込めて熱いメッセージが書かれていますので、ご一読いただけると幸いです。


クリニックの特徴①:専門性を支えるメディカルスタッフとの連携
当院の診療を支えている大きな力の一つが、メディカルスタッフの存在です。
院内には、福井大学医学部附属病院の皮膚科外来で患者さまに接してきた経験を持つ看護師が在籍しており、それぞれが皮膚科診療について学びを重ねながら、日々の診療を支えています。
中でも、皮膚科看護について専門性を深めてきたスタッフの存在は、当院にとって大きな支えとなっています。皮膚疾患ケア看護師として長く学びを重ね、全国の皮膚科看護にも携わってきた師長もおり、医師とはまた異なる立場から患者さまを支えています。
初めて受診される患者さまには、診察後に別室で看護師からお話をさせていただくこともあります。薬の使い方やスキンケア、日常生活で気をつけていただきたいことなどについて、必要に応じて時間をかけてご説明しております。
皮膚の治療では、ご自宅での薬の使い方や日々のケアも非常に重要です。診察室だけでは十分にお伝えしきれない内容をスタッフが補い、患者さまが納得して治療を続けられるよう支えることを大切にしております。
また、当院では定期的にスタッフミーティングを行い、患者さまとの関わりの中で気づいたことや、より良いクリニックにするために改善できることについて、スタッフ全体で意見を出し合っています。
医師だけが考えて指示を出すのではなく、それぞれの立場から意見を出し合い、スタッフ全体でより良い医療をつくっていくことが大切だと考えております。
クリニックの特徴②:不安を和らげる丁寧な説明と心のケア
皮膚の病気は、同じように見える症状でも経過や背景が異なることがあります。また、症状が外から見えることで、患者さま自身の不安が大きくなってしまうことも少なくありません。
そのため、できるだけやさしい言葉で病気や治療についてご説明し、日常生活の中で気をつけていただきたいことも含めてお伝えするよう心がけております。特に初めて受診される方は、「この症状は治るのだろうか」「薬をどのように使えばよいのだろうか」など、さまざまな不安を抱えていらっしゃいます。
診察時間には限りがありますが、医師とスタッフが連携しながら必要な説明を行い、できるだけ不安を残さず治療を始めていただけるよう努めております。
また、当院では「心の串を取る診療」という考え方も大切にしています。これは、あるスタッフが学生時代に先生から教わった言葉がきっかけでした。患者さまはそれぞれ、心に何かしらの「串」が刺さったような不安や悩みを抱えて医療機関を訪れる。その串を少しでも取り除いて帰っていただくことが、医療に携わる者の役割ではないかという考え方です。
その話をスタッフミーティングで聞き、私自身とても感銘を受けました。それ以来、「人にやさしい医療」とともに、当院が大切にする診療の考え方の一つとなっています。
慢性的な皮膚疾患では、症状だけでなく気持ちの負担にも配慮する必要があります。必要に応じてリラクゼーションの方法などもお伝えしながら、患者さまが少しでも前向きに治療に取り組めるよう支えてまいります。
また、真菌検査や光線療法、小手術など必要な診療を行いながら、一人ひとりの状態に応じた医療をご提供することを大切にしております。

今後の展望
今後も、「人にやさしい医療」を大切にしながら、地域の中で必要とされる診療を続けていきたいと考えております。
木曜日の休診日には、高齢者施設などへの往診も行っており、通院が難しい方にも必要な医療を届けられるよう取り組んでいます。経営的な効率だけを考えれば大きなものではありませんが、患者さまに喜んでいただけることが、続けるうえでの大きな励みになっています。
これから何か特別に大きなことを始めるというよりも、今できている医療を一日一日丁寧に続けていくことを大切にしたいと思っています。
「継続は力なり」という言葉のように、健康である限り、スタッフとともに「人にやさしい医療」と「心の串を取る診療」を続けていくこと。それが私の目標です。
これからも、皮膚のお悩みを抱えた方が困ったときに安心して相談できる場所であり続けられるよう、一人ひとりの患者さまと向き合ってまいります。

