金沢西泉駅前 まつなが内視鏡・消化器内科クリニック

金沢西泉駅前 まつなが内視鏡・消化器内科クリニック

責任者

松永 和大

電話番号

076-225-5272

所在地

〒921-8042
石川県金沢市泉本町7-7-1 

支払い

現金
クレジットカード

診療時間

火・水・木・金:9:00〜12:00/13:00〜18:00
土:9:00〜12:00/13:00〜16:00
休診日:月曜・日曜・祝日

エリア

石川県金沢市泉本町

診療科目・施術名

消化器内科/内視鏡内科/肛門内科/肝臓内科/内科/胃カメラ/大腸カメラ/腹部エコー

お悩み・症状

胸焼け/胃痛/便秘/下痢/血便/お尻の不快感/健診異常/肝機能数値の指摘/倦怠感 

こだわり・特徴

当日内視鏡の相談/送迎サービス/早朝検査の実施/駐車場完備/緑を基調とした空間/リラックスへの配慮

医院紹介

石川県金沢市泉本町という地域の皆さまが日常的に行き交うこの場所に、金沢西泉駅前 まつなが内視鏡・消化器内科クリニックを開院しました。当院が何よりも大切にしているのは、小さなお子さまからご高齢の方まで、地域の皆さまが体に不安を感じた際に「まずはあのクリニックに相談してみよう」と真っ先に思い出していただけるような、安心感のある場所であることです。

当院では、消化器内科、内視鏡内科、肛門内科、肝臓内科、そして一般的な内科診療と、幅広い窓口を設けています。おなかの悩みはもちろん、日常的な体調不良まで、包括的に皆さまの健康を支えたいと考えています。

特に内視鏡検査については、多くの方が「痛い」「苦しい」といった、どうしても身構えてしまうイメージを抱いています。しかし、胃がんや大腸がんは、検査を通じて早期の段階で異変に気づき、適切な処置を行うことを目指すことで、その後の生活を守ることにつながると考えています。そのために、検査を受けることへの心理的な抵抗を少しでも和らげ、気兼ねなく相談に立ち寄れるような環境が必要だと、私は確信しています。

金沢市泉本町という地域に深く根差し、皆さまの生活のすぐそばに寄り添うこと。何か困ったことがあれば、親身になって耳を傾ける場所であること。それが、私がこの地にクリニックを開いた原点であり、これからも変わることのない願いです。

医師紹介

金沢西泉駅前まつなが内視鏡・消化器内科クリニック
院長 松永 和大

私が医師を志したきっかけは、幼少期の私自身が抱えていた、不安で心細かった記憶にあります。私は東京で育ちましたが、当時は公害による大気汚染の影響もあり、ひどい喘息を患っていました。夜中に激しい発作に襲われ、苦しさに耐えながら救急病院へ運ばれることは、私にとって日常の一部でした。
当時の記憶の中で今も鮮明に残っているのは、病院という場所の緊張感と、そこでの疎外感です。救急室に運ばれると、先生方は私の親とは熱心に話をしますが、診察台で苦しむ私自身に、直接言葉が向けられる機会は決して多くありませんでした。カーテン越しに聞こえる大人たちの話し声を聞きながら、点滴を打たれるだけの時間は、子ども心にとても寂しく、不安なものでした。

そんなある時、休日夜間の当番医をされていた先生に出会いました。その先生は、それまでの先生方とは全く異なりました。「和大くん、大丈夫だよ」「よく頑張ったね」と、一人の人間として、私に直接、温かく語りかけてくれたのです。その一言が、私の心を深く救い、大きな安心感を与えてくれました。深く感動を覚え、その瞬間に「私も将来、この先生のように心に寄り添える医師になろう」と、強く心に決めました。

医学部へ進学後、私は一度大きな葛藤に直面しました。当初は憧れの小児科医を目指していましたが、学生実習で訪れた新生児集中治療室(NICU)での過酷な現実を目の当たりにしたのです。懸命に命を繋ごうとする医療の現場には、時に深い悲しみや予期せぬ困難も伴います。当時の私は、その重圧を真正面から受け止めるだけの強さをまだ持ち合わせておらず、「自分には務まらないのではないか」と自問自答を繰り返す日々を過ごしました。

そんな私に新しい道を示してくれたのは、大学時代の部活動の先輩であった消化器内科の医師でした。「内視鏡の分野はこれからも新しい技術が登場し、多くの人を支えられるようになる。一緒に挑戦してみないか」という熱意に触れ、私は消化器内科の世界へ飛び込むことを決意しました。内視鏡を使い、自分の目で健康状態を確認し、患者さまに安心を届けることは、かつて憧れた小児科医とは形が異なるかもしれません。しかし、目の前の患者さまに直接向き合い、丁寧な説明を行うという根本にある想いは、あの時と少しも変わっていません。

東京慈恵会医科大学卒業
東京慈恵会医科大学付属病院 内視鏡科 助教
石川県立中央病院 消化器内科 部長
金沢医科大学病院 消化器内科 講師

日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医
日本肝臓学会 肝臓専門医・指導医
日本胆道学会 指導医
日本膵臓学会 指導医
がん治療認定医機構 がん治療認定医

日本医師会認定産業医
緩和ケア研修 修了
がんリハビリテーション研修 修了
嚥下機能評価研修 修了


当院こだわりの治療について

私は長年、病院の勤務医として、特に膵臓がんを専門に診療に携わってきました。膵臓がんは発見が難しく、見つかった時にはすでに進行していることも少なくありません。当時導入されていた治療や手術の限りを尽くしましたが、救えない命を前に無力さを感じることも多々ありました。

その一方で、常に抱いていたのは、胃がんや大腸がんなら、早期発見ができれば、命を守れる可能性が広がるという強い想いです。病院には、すでに進行した状態で紹介されてくる患者さまが後を絶ちません。お話を伺うと、自覚症状がありながらも「怖くて放置してしまった」「検査が痛いと聞いて避けていた」「仕事が忙しくて時間が取れなかった」という方が非常に多いのです。

この受診への壁を少しでも低くすることこそが、私の役割であると考えました。そのため、当院では患者さまが抱える検査を受けにくい理由に配慮した体制づくりを心がけています。

まず、内視鏡検査における身体的な負担の軽減への配慮です。当院では研鑽を積んだ技術と、新しく導入した機器を用い、ご希望の方には鎮静剤を使用して、落ち着いた状態で検査を受けられるよう配慮しています。

そして、何より重視しているのが利便性です。当院では、思い立った時に相談していただけるよう、必要に応じて当日の内視鏡検査(※絶食などの条件あり)にも柔軟に対応できるよう努めています。また、肛門内科の診療においても、心理的な不安を最大限に考慮し、プライバシーを守りながら、落ち着いて相談していただける環境を整えています。

内視鏡だけでなく、肝臓内科や一般内科においても対話を大切にしています。幼い頃の私を救ってくれた先生のように、病気だけを見るのではなく、その方の生活背景や不安に耳を傾けること。患者さまが「ここなら話しやすい」と感じていただけるような、誠実なコミュニケーションこそが、納得のいく医療の第一歩だと信じています。

クリニックの特徴①「生活スタイルに合わせた受診のしやすさ」

当院の特徴の一つは、患者さまのライフスタイルに合わせた「通いやすさ」を追求している点です。忙しい現役世代の方や、育児に追われる親御さま、移動手段に制限のあるご高齢の方など、それぞれの事情を考慮したサービスを検討してきました。

その一つが、早朝の内視鏡検査の実施です。朝の早い時間から検査を開始することで、午前中のうちにすべての工程を終え、その日の午後から予定をこなすことが可能になります。内視鏡検査のために一日を費やす必要がないことは、多忙な皆さまにとって、受診を検討する一つのきっかけになると考えています。

また、当院独自の取り組みとして「送迎サービス」を導入しています。鎮静剤を使用した検査を受ける場合、安全のためにご自身での運転は控えていただく必要があります。これが理由で検査を躊躇される方が多いという現実に着目しました。「運転ができないから検査を受けられない」という理由で健康管理の機会を逃してほしくない。その一心で、送迎の体制を構築しました。

さらに、検査への抵抗感を軽減するための工夫として、大腸カメラの事前準備である下剤の服用についても、院内で行っていただける環境を整えています。ご自宅での服用に不安がある方でも、プライバシーに配慮したスペースで、落ち着いて準備を進めることができます。

これらのサービスは、いわば医療へのアクセスを容易にするためのものです。利便性を高めることは、決して医療の質を損なうことではありません。むしろ、利便性を追求することによって、一人でも多くの患者さまに検査を受けていただき、早期に変化を見つけることで、地域の皆さまの健やかな未来を支えることにつながると信じています。

クリニックの特徴②:「緑あふれる空間で心からリラックス」

院内に足を踏み入れると、随所に配置された瑞々しい観葉植物が、皆さまをお迎えいたします。私は、医療機関特有の緊張感を少しでも和らげたいと考えました。その答えが「緑」の力です。

このこだわりも、私の幼少期の体験に由来しています。喘息の療養のため、一時的に伊豆の豊かな自然の中で過ごしたことがありました。そこは深い森に囲まれた環境で、東京の空気汚染から解放された私は、驚くほど短期間で体調が回復していきました。木々のざわめきや、自然の中に漂う穏やかな匂い。その環境に身を置くだけで心と体が癒やされていく感覚を、私は身をもって知ったのです。

そのため、当院のテーマカラーは緑であり、内装の細部に至るまで自然のぬくもりを取り入れています。診察室や待合室、さらには内視鏡のリカバリールームに至るまで、患者さまが緑の安らぎを感じられるよう工夫をしています。

実際に、このコンセプトは患者さまからも温かな共感をいただいています。私が植物を大切にしている想いに触れ、ご自身で育てられた立派な植物をプレゼントしてくださった患者さまもいました。医師と患者という関係を超え、一人の人間として想いが通じ合った瞬間を感じ、心に残っています。
私は、医療とは単に数値を改善させるだけのものではないと考えています。そこに来るだけで心が少し軽くなる、深く呼吸ができる。そんな空間自体が、患者さまにとっての癒やしであり、健康への活力になってほしいと願っています。

今後の展望

内視鏡検査を軸とした診療に力を注ぎながら、私の心の中には、さらにその先にある大切な夢があります。それは、住み慣れた地域で最期まで自分らしく過ごすための「心の拠り所」となることです。

病院に勤務していた頃、治療をやり尽くし、住み慣れた地域へ戻っていく患者さまを数多く送り出してきました。しかし、病院を出た後の生活を支える場所が、地域にはまだ十分とは言えません。病院を離れた後の、患者さまの「大切な時間」をどのように支えていくか。出口としての医療の重要性を、私は常に感じてきました。

将来的には、小規模ながらも家庭的な温かさを持った、ホスピスのような場所を作りたいという想いを持っています。患者さまが最期までご自身らしく過ごし、ご家族も安心して寄り添うことができるような場所を目指したいと考えています。そこには豊かな緑があふれ、穏やかな時間が流れている。そのような「人生の時間」に寄り添い続ける場所を、いつか実現させたいと願っています。

早期発見という「入り口」から、人生を最期まで支える「出口」まで。その両方を担える医師として、私はこれからもこの金沢の地で、誠実に医療に取り組んでいきます。日々の診療において、目の前の患者さまに全力で向き合い、その方に合った質の高い医療を届けること。その積み重ねが、地域の皆さまの健やかな未来に繋がると信じて、一歩一歩歩んでいきます。