医療法人 平井クリニック

平井 孝男
06-6321-8449
〒533-0031
大阪府大阪市東淀川区 西淡路1-16-13
現金
【午前診】
月・火・水・金:9:00〜12:00
土:9:00〜11:30
【午後診】
月・金:15:00〜18:00
火:14:00〜16:00
水:14:00〜17:00
休診日:木曜・日曜・祝日
大阪府大阪市東淀川区
精神科/心療内科/カウンセリング/精神療法/薬物療法/絵画療法/認知行動療法的な段階的治療アプローチ
無気力・集中力低下といった抑うつ症状/なかなか寝付けない・中途覚醒・早朝覚醒といった不眠症状/不安・緊張・こだわりが強く何も手を付けられなくなるといった症状/何度も確認してしまう強迫症状/家庭・学校・職場・地域といった人間関係の悩み/体の違和感があるのに他科で異常がないといわれた/じっくり話を聞いてほしい/自分の問題を整理したい
対話を重視した共同意思決定(MSD)の実践/分割診察による丁寧な対応/新大阪カウンセリングセンターとの連携/保険診療と自費カウンセリングの併用/自己決定を尊重/思索の時間を大切にする/新大阪駅から徒歩圏内/複数医師による診療体制
医院紹介

JR東淀川駅から徒歩4分、新大阪の地で1991年4月に開院して以来、30年以上にわたり地域の皆さまの心の健康と向き合ってまいりました。長い年月を振り返ると、私が診療の中で何より大切にしてきたのは、患者さまお一人おひとりとの対話です。
これまで多くの患者さまと向き合い、ともに歩んできました。
その歩みは、単なる時間の積み重ねではありません。一人ひとりの患者さまとの対話を重ねるで、学び、気づかされてきた経験の連続があり、そのすべてが現在の診療につながっています。
こうした対話重視の診療を支えるため、当院では関連施設である新大阪カウンセリングセンターと連携し、保険診療の枠内では十分な時間を確保しにくい場合にも、丁寧な対話を行える体制を整えてきました。
これらの取り組みを通じて、地域の皆さまにとって心の拠り所となれるよう診療を続けてまいりました。
医師紹介

医療法人 平井クリニック
院長 平井 孝男
私が治療者としての道を歩み始めたのは25歳のときでした。それから半世紀を超える年月、臨床の現場で患者さまと向き合ってきました。この長い経験は、知識や技術だけでなく、人の心と向き合う姿勢を私の中に培ってくれたように思います。
精神科診療はある程度のセオリーはあるものの、心という存在・実態が簡単に捉えきれない、数量化しづらいものを、画一的な治療法ではなく、その方その方に沿っての治療法を患者さまとともに探求・探索するものだと感じています。
この経験を通じて形づくられてきた私の診療哲学は、症状だけを見るのではなく、患者さまという一人の人間の背景にある物語を読み取ろうとする姿勢へとつながり、これまでに執筆してきた著書にも一貫して反映されていると感じています。
若い頃に書いた初めての著書を振り返ると、当時から現在につながる視点の萌芽がすでにあったことに気づかされます。表現や考え方は時代とともに洗練されてきましたが、根底にある思いは今も変わっていません。
その哲学の中心にあるのが、治療の主役は患者さまご自身であり、医師はそれを支える存在であるという考え方です。これは患者さまの言いなりになるのでもなく、医者が一方的に治療方針を押し付けるものでもありません。また薬についても、私は薬が治療を後押しする「応援部隊」と捉えています。薬はあくまでサポート役であり、使うかどうかを含めて、最終的な選択は患者さまご自身が行うものだと考えているからです。
こうした姿勢を大切にできているのは、患者さまから多くのことを教えていただいてきたからにほかなりません。診療のたびに学びがあり、その積み重ねが今の私を形づくっています。患者さまから学び続ける姿勢を忘れず、この哲学を日々の診療で実践しています。
経歴
金沢大学医学部 卒業
大阪大学病院精神科
大阪逓信病院神経科
仏政府給費留学
榎坂病院
淀川キリスト教病院精神神経科
平井クリニック・新大阪カウンセリングセンターを開設
資格・所属
精神科医
臨床心理士
平井クリニック 院長
新大阪カウンセリングセンター 所長
当院こだわりの治療について
医師紹介で述べたことのくり返しとなりますが、当院の診療で私が最も大切にしているのは、医師が答えを一方的に示すのではなく、患者さまと同じ目線に立ち、一緒に治療の方向性を考えていくことです。症状を治すことだけを目的にするのではなく、その方がご自身の状態をどう受け止め、どのように向き合っていくかまで含めて支えていきたいと考えています。
診療の場ではまず、専門的な視点から現在の状態を整理し、できるだけ分かりやすくお伝えします。そのうえで、患者さまがどのような不安を感じているのか、何に困っているのかを丁寧に伺いながら、認識をすり合わせていきます。治療方針についても、「こうすべきだ」と決めつけるのではなく、いくつかの選択肢を示しながら、患者さまが納得できる形を一緒に探していく姿勢を大切にしています。
不眠で来院される患者さまの診療でも、この考え方は変わりません。まずは睡眠に対する不安や思い込みを整理し、日常生活の中で取り入れられる工夫から一つずつ確認していきます。それでもつらさが続く場合には、負担を和らげるための方法を検討しながら、患者さまと相談のうえで次の選択肢を考えていきます。
治療の中で私が目指しているのは、不安をすべて取り除くことではありません。解決できる不安と、すぐには答えが出ない不安を整理しながら、その方なりの向き合い方を見つけていくことです。患者さまがご自身の状態を理解し、納得したうえで前に進めること。
それが、当院の診療の根底にある考え方です。

クリニックの特徴①:心理カウンセリングとの密な連携
心の不調は、言葉にするまでに時間がかかることも多く、診察室に入った瞬間にすべてを話せるとは限りません。「もっと時間をかけて話したい」「治療方針について、じっくり相談したい」そうした声に応えたいという思いから、当院では関連施設である新大阪カウンセリングセンターと密に連携した診療体制を築いています。
私自身が所長を務めるこのセンターでは、クリニックでの診療を補完する形で、より深い対話の場を設けています。
保険診療の枠内では時間的に難しい内容についても、臨床心理士や公認心理師とともに、患者さまの気持ちや背景を丁寧に整理していくことが可能です。この連携は、診察とカウンセリングを単純に切り分けるものではありません。診療で得られた気づきを次の対話につなげ、患者さまがご自身の状態をより深く理解できるよう支えていく。その積み重ねが、その人自身に向き合った治療につながると考えています。
カウンセリングは保険適用外となりますが、無理なく続けられることを大切にしています。経済的な事情も含めて率直に話し合い、患者さまが納得した形で進めていく姿勢は、診療と変わりません。

クリニックの特徴②:患者一人ひとりに向き合うための診察スタイル
限られた保険診療の時間の中で、いかに対話を大切にするか。これは、私が長年診療を続ける中で、常に向き合ってきた課題です。その問いに対する一つの答えとして、当院では「分割診察」という診察スタイルを取り入れています。
話をじっくり伺う必要がある患者さまに対して、一度に長時間の診察を行うのではなく、短い診察を複数回に分けて行います。まず一定の時間でお話を伺い、いったん区切りをつけたうえで、待合室でご自身の気持ちや考えを整理していただきます。その後、同日中に再度お呼びし、対話を再開します。
この考える時間を挟むことで、患者さまご自身が言葉にできていなかった思いや疑問が自然と浮かび上がってくることがあります。実際に、次の診察で「自分でも何に悩んでいたのか分かってきた」と話してくださる方も少なくありません。
この診察スタイルの目的は、長く話すことそのものではありません。患者さまがご自身の状態や気持ちを整理し、納得したうえで次の一歩を選べるようになることです。対話を通じて一緒に整理し、前に進んでいく。そのための時間を大切にした診療を、これからも続けていきたいと考えています。

今後の展望
患者さまから「この先もここで診てもらえるのだろうか」と声をかけていただくことがあります。その言葉を受け止めながら、私はこのクリニックをどのように未来へつないでいくべきかを考えてきました。
私が大切にしたいのは、特定の医師に依存する医療ではなく、対話を重視する診療の姿勢そのものが受け継がれていく体制を整えることです。患者さまと同じ目線で考え、一緒に治療の方向性を探していく。その姿勢が変わらず続いていくことが、何よりの安心につながると考えています。
そのため、診療は段階的に引き継いでいく形を思い描いています。新しい医師が少しずつ関わりながら信頼関係を築き、無理のない形で役割を移していく。そして私自身も、一医師として診療に関わり続けながら、この場を支えていきたいと考えています。
これからも、患者さまと共に考え、歩む医療を大切にしながら、安心して相談していただける場所であり続けたい。
それが、私の変わらぬ願いです。

