有明こどもクリニック 勝どき院

小暮 裕之
03-3533-7281
〒104-0054
東京都中央区勝どき3丁目5-5
AIP勝どき駅前ビル3階
現金
各種クレジットカード
交通系ICカード等
【平日】9:00〜21:00
【平日予防接種・健診専用時間】14:00~15:00
【土・日曜】9:00~17:00
【土・日曜予防接種・健診専用時間】10:30~12:00
【お昼休み】平日12:45~14:00 土・日曜日12:30~13:30
【祝日】9:00~13:00
東京都中央区
小児科 内科 アレルギー科
発熱・咳・のどの痛み/鼻づまり・くしゃみ・花粉症/呼吸が苦しい・息切れ/湿疹・かゆみ・肌荒れ/にきび・毛穴・吹き出物/アトピー・乾燥肌・かぶれ/子どもの体調不良・発熱/発達の遅れ・夜尿症などの相談/予防接種・ワクチン・健診を受けたい
駅近クリニック/女性医師在籍/子連れOK/日曜診療/祝日診療/19時以降診療/クレジット・キャッシュレス対応/健康診断・人間ドック対応/丁寧な対応
医院紹介
「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」
2023年9月で開院13周年を迎え、今に至るまで、有明・豊洲・勝どき・田町芝浦の湾岸地域および千葉県柏にお住まいの皆様のご支援が大きな力となりました。心より感謝を申し上げます。
当初は「国内の乳幼児(1-4歳)死亡率が先進国でワースト2位という現状を改善する」ことをミッションとして2010年9月に有明院を開院、日々の正確な診療を行い早期に治療することはもちろんの事としながら、当時の乳幼児の死因の第1位であった不慮の事故の予防や、世界に比べて遅れていた国内の予防接種を先進国のレベルまで引き上げることなど、町の小児科クリニックとしては一般的ではなかったことも並行して取り組みました。国内の予防接種が年を追うごとに発展していった背景もあり、乳幼児死亡率はどんどん低下していくことができました。
診療の中で地域の皆様のニーズを伺っているうちに、共働きの多いこの有明・豊洲・勝どき・田町芝浦の湾岸地域でまだまだ出産や子育てが安心してできる環境ではないということを感じるようになりました。国内でも出生率の低下、人口減少は深刻な課題となっています。そのため当院のミッションを「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」という方針へ変更、当初の乳幼児の死亡率低下から出生率の上昇という方向へ大きく転換したのが2015年です。
医師紹介

有明こどもクリニック理事長
小暮裕之
なぜ医師を志したか
私の両親は獣医師で埼玉県春日部市の自宅の1階で開業していました。両親が働いている間、私は三兄弟の長男として妹たちの遊び相手をしながら、階下の病院から飼い主さんが獣医師に感謝を伝える声をきき「人に感謝される仕事がしたい」と思うようになりました。
研修医時代も、診療科に寄らず「人を診る」のが医師という思いから、ありとあらゆる科を学び、最終的に小児科を選んだのは、小児科医不足の社会問題を解決したいという思いと、小児科ならではの家族に愛されている子供たちを救う仕事をとても尊いものだと思ったからです。
しかし、集中治療室で重篤な子供たちに接するうち「子供たちがこんなに苦しむ前になんとか救ってあげられないか」と考えるようになり予防医療、町のクリニックでの1次医療に関わりたいと、医師になって8年目に開業の意思を固めて病院を退職し開業しました。
経歴
2003年
・獨協医科大学 卒業
・総合病院 国保旭中央病院 臨床研修医
2005年
・国立成育医療研究センター 総合診療部 レジデント
2008年
・総合病院 国保旭中央病院 小児科医員
2009年
・同 主任医員
・国立成育医療研究センター 放射線診療部放射線診断科 臨床研究員(併任)
2010年
・有明こどもクリニック 有明院 開業
2011年
・ひまわりキッズ有明 園医
・有明小学校 学校医
2012年
・ひまわりキッズ有明の森 園医
2014年
・江東湾岸サテライト ナーサリースクール有明園 園医
2015年
・江東湾岸サテライト スマートナーサリースクール 本園 園医
・さんいく保育園有明 園医
2016年
・有明こどもクリニック 豊洲院 開業
2017年
・江東湾岸サテライト スマートナーサリースクール 豊洲キャンパス 園医
・グローバルキッズ豊洲5丁目保育園 園医
・サンシャインキッズアカデミー インターナショナルプリスクール 園医
2018年
・有明こどもクリニック 勝どき院 開業
・著書『失敗を経て来院者数300%アップさせた院長が教える「クリニック経営の成功法則」』
→ Amazonランキング1位(経営理論部門)
2019年
・病児保育室 フローレンス豊洲 開設
・有明みんなクリニック 田町芝浦院 開業
・豊洲めぐみこども園 園医
・キッズポケット豊洲保育園 園医
・未来をつくるこどもクリニック 千葉テレビ レギュラー出演
・医療経営大学 学長就任
2020年
・有明ひふかクリニック 開業
・有明みんなクリニック 有明ガーデン院 開業
(※有明こどもクリニック 有明院より移転)
・キッズスマイル江東有明 園医
・東京MXテレビ「news TOKYO FLAG」火曜レギュラー出演
→ 番組内では「子育て先生」として育児のお悩み解決を担当
資格
日本小児科学会小児科専門医
PALSインストラクター AHA認定
(小児二次救命処置法指導者 アメリカ心臓協会認定)
開院の経緯
どのような背景や想いでクリニックを開院されたのですか?
私は今まで小児の救命、小児救命措置に携わっており、インストラクターをやっていました。
勤務医時代は子どもたちの救急医療を行っていたのですが、日本は子どもの死亡率が先進国の中でワースト2位になるくらい、子どもが助からない国だったのです。
助からない理由はいくつかありますが、救急医療の発達が未熟であること以上に、予防医療が弱かったことが大きな原因です。
他の国であれば予防できている事象が、日本では予防できていないのです。
最も多い原因として事故が挙げられます。
“事故”と聞きますと、不慮の事故や交通事故をイメージするかと思いますが、私が言う事故とは、小さいお子さんが家でおぼれてしまった・物を詰まらせて窒息してしまったなどの「家庭内で起こる事故」を指します。
こういった経緯・経験もあり、私は予防活動を通じて小児の死亡率を改善したいと考え開院しました。
乳幼児健診などのときに来院された親御さんには、「3~4カ月になるとそろそろ手を伸ばして口に物を運ぶので、窒息しないように小さいものはきちんと手の届かないところにおいてくださいね」と伝えています。
また、つかまり立ちをする乳幼児の親御さんには、「お風呂のバスタブを乗り越えて溺れてしまうこともあるので、お風呂のお湯はきちんと抜くようにして下さいね」と伝えています。

医師としての道のり
勤務医時代にどのような経験を積んできたのか教えてください。
私は国立成育医療研究センターで、勤務医として怪我と感染症の予防を行っていました。
そこはナショナルセンター的な要素も兼ねたところでしたので、予防に関する世界の情報が入ってきます。
ただ、これは稀な環境で、日本の一般的な大学では日本の予防に関する情報は入りやすいのですが、海外の情報は案外と入って来ないのが現状なのです。
そこで学んだことは、子どもの救急医療で亡くならないようにするためには、心肺蘇生や救急だけではなく「予防も大事」ということでした。
残念ながら昔は、感染症も日本で予防できておらず、ワクチンさえも他の国から輸入していました。
国内に予防ワクチンが無いことが原因で、本来、予防ができていれば亡くならない病気である「髄膜炎」などで子どもが亡くなってしまうのです。
予防さえできれば救える命がたくさんあることを痛感しました。

専門科目の選択理由
今の診療科目を選ばれた理由やきっかけは何ですか?
色々な科をローテーションした中で、決定しました。
救急や集中治療をより勉強していこうと思っていた中で、突然重症の子どもたちが運ばれて来て亡くなっていくのを目の当たりにしました。
例えば、家でチーズを食べて窒息してしまい、脳死状態のようになった子供も運ばれてきまりしました。
そうなると、治療にあたる私も辛いし、私以上に親御さんも辛い思いをします。
そのようなことを経験し、予防をもっと大事にするべきだと思い、選びました。

クリニックの特徴
貴院や先生ならではのアプローチや強みはどのような 点ですか?
現在は共働きの家庭も多いため、共働きのファミリーに向けて仕事終わりでも通院できるように平日夜間も開けています。
土・日・祝日も受け入れるようにしていますので、 「今日クリニックが休みだからどうしよう。。」ということが無いようにしています。
加えて、親御さんは急に仕事を休めないときもあるため、それを考慮して病気の子どもでも一時預かりをするようにしています。
さらに、ママさんの為にも、見た目から綺麗になることで内面も元気になって育児ができるとようになって欲しいと思い、皮膚科領域も始めました。
「小児科にかかると病気が感染しないか心配」という声もあったので、待合室は全て個室にしています。

今後の展望など
これから新たに挑戦したいこと、改善したい点があれば教えてください。
現在の出生率が0.6くらいで、確実に人口減少が進んでいる今、子どもたちの世代に何を残すことができるのかを常に考えています。
今後の医療は、DXを上手く活用しながら続くようにしていく必要があるでしょう。
私の力だけではなく、患者さんにも、そして地域社会にも協力して頂きながら、幸せな社会を伴に作っていきたいと考えています。
