泉州統合クリニック

泉州統合クリニック

責任者

中田 英之

電話番号

072-247-7920

所在地

〒592-0014
大阪府高石市綾園1丁目4-52
ロングウッド綾園103号

支払い

現金

診療時間

月・水・木:9:30〜12:30/15:00〜18:00
火:9:30〜12:30
休診日:金曜・土曜・日曜・祝日
※午前は12:15、午後は17:45受付終了

エリア

大阪府高石市

診療科目・施術名

漢方内科/婦人科/心療内科/精神科/内科/漢方治療/漢方養生/オンライン診療/養生ヨガ/アーユルヴェーダ/食養生/鍼灸治療院との連携

お悩み・症状

倦怠感/冷え/ほてり/頭痛/めまい/不眠/不安感/気分の落ち込み/自律神経の乱れ/胃腸の不調/月経不順/月経痛/月経前症候群/更年期症状/妊娠に関する悩み/検査では原因が分からない不調/複数の診療科にまたがる不調

こだわり・特徴

高石駅から徒歩1分/漢方専門医による診療/西洋医学と東洋医学を組み合わせた診療/複数の不調を横断的に見立てる/身心のつながりを重視/生活背景まで含めた診療/初診時に丁寧な聞き取りを実施/板書を用いた分かりやすい説明/診察内容を録音して振り返れる工夫/漢方薬と養生を組み合わせた診療/食事・睡眠・運動などの養生を重視/養生ヨガと連携/アーユルヴェーダに対応/鍼灸治療院と連携/オンライン診療に対応/患者さん自身が身心の状態を理解するための支援/漢方専門医を目指す医師の研修を受け入れ/医師向け勉強会を実施/次世代の医師育成に注力

医院紹介

泉州統合クリニックは、大阪府高石市にある、漢方内科・婦人科・心療内科・精神科・内科のクリニックです。南海本線「高石駅」から徒歩1分の場所にあり、漢方治療を中心に、食養生や養生ヨガ、アーユルヴェーダ、鍼灸なども取り入れながら、心と体の両面を支える診療を行っております。

頭痛や倦怠感、冷え、不眠、気分の落ち込み、月経に伴う不調など、複数の症状を抱えている方の中には、診療科ごとに相談しても原因がはっきりせず、どこを受診すればよいのか分からなくなってしまう方もいらっしゃいます。

当院では、それぞれの症状を別々のものとして捉えるのではなく、体質や生活習慣、食事、睡眠、仕事や家庭環境、女性の月経周期なども含め、一人の患者さんの中で起きていることとして横断的に見立てることを大切にしております。

西洋医学的な診察や検査の必要性を判断したうえで、漢方薬による治療や日常生活の整え方をご提案します。症状を和らげることだけを目的とするのではなく、患者さんがご自身の状態を理解し、今後の暮らし方を考えるきっかけとなる診療を目指しております。

医師紹介

泉州統合クリニック
院長 中田 英之

私は防衛医科大学校を卒業後、産婦人科医として診療経験を重ねてきました。産婦人科では、月経、妊娠、出産、更年期など、年齢や生活環境によって変化していく女性の身心に向き合います。

診療を続ける中で、一つの臓器や検査結果だけを見ても、患者さんが抱えている不調の全体像を十分に説明できないことがあると感じるようになりました。そこで東洋医学を学び始め、西洋医学と漢方医学の双方から患者さんを診る現在の診療スタイルにつながりました。

以前は、目の前にある症状をできるだけ早く取り除くことが、医師の役割だと考えていました。しかし、症状が落ち着いても、生活環境や身心への負担が変わらなければ、再び不調が現れることがあります。

そのため現在は、不調を単に取り除くべきものとして扱うのではなく、患者さんがご自身の状態に気づくための一つのきっかけとして捉えています。もちろん、つらい症状を我慢していただくわけではありません。必要な治療を行いながら、なぜこの時期に不調が現れたのか、症状の前後にどのような変化があったのかを患者さんと一緒に整理します。

医師が一方的に答えを示すのではなく、患者さんがご自身の身心の状態や、そこに至った背景を理解し、これからの暮らし方を考えられるよう支えることが、私の役割だと考えております。

防衛医科大学校 卒業、産婦人科 入局
卒業後、防衛医科大学校病院 産婦人科、自衛隊中央病院、自衛隊仙台病院、第6後方支援連隊に勤務
自衛隊仙台病院 産婦人科・漢方外来 勤務
慶應義塾大学医学部 漢方医学講座 所属
練馬総合病院 着任、漢方内科外来・健康医学センター長を担当
練馬総合病院 漢方医学センター長 就任
医療法人ロングウッド 泉州統合クリニック 院長 就任

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本東洋医学会 漢方専門医・指導医


当院こだわりの治療について

当院では、初診時に患者さんのお話を丁寧に伺い、これまでの症状の経過や受けてきた治療、食事、睡眠、仕事、家庭での過ごし方などを確認します。複数の症状がある場合は、現れた時期や順番をたどりながら、身心に起きている変化を整理していきます。

診察では、患者さんのお話をもとに、考えられる状態や症状同士のつながりについて板書しながらご説明しています。また、診察内容を録音し、診察後に患者さんご自身で振り返っていただけるようにしております。

診察室では理解できたと思っていても、帰宅後に内容を思い出せなかったり、ご家族にうまく伝えられなかったりすることがあります。板書や録音を活用することで、診察内容をご自身で改めて整理し、ご家族とも共有していただきやすくなります。

治療では、患者さんの状態に応じて漢方薬などをご提案しますが、薬だけですべてを解決しようとは考えておりません。漢方薬を治療の一つの手段として用いながら、食事や睡眠、運動、休息の取り方なども一緒に見直し、無理なく続けられる方法を考えていきます。

クリニックの特徴①:複数の不調をひとつながりに捉える診療

頭痛は脳神経内科、めまいは耳鼻咽喉科、月経の問題は婦人科、不眠や不安は心療内科というように、症状によって相談する診療科は異なります。

しかし、一人の患者さんの中で起きている不調は、必ずしも診療科ごとに明確に分けられるものではありません。月経周期の変化と頭痛、睡眠不足と気分の落ち込み、仕事の負担と胃腸の不調などが、互いに影響し合っていることもあります。

当院では、どの症状が最もつらいかだけでなく、それぞれの不調がどのような順番で現れたのか、生活の中で何が変化したのかを確認し、患者さんの身心に起きていることを一つの流れとして捉えていきます。

検査で異常が見つからなかった場合も、症状そのものがないということではありません。西洋医学的な検査や治療が必要な状態を見逃さないことを前提としながら、検査結果だけでは説明しきれない不調については、東洋医学的な視点も用いて考えます。

漢方医学には、体の一部分だけでなく、食欲や睡眠、排せつ、冷えやほてり、気分の変化などを含め、全体のバランスを見ていく考え方があります。西洋医学と東洋医学のそれぞれの役割を踏まえながら情報をつなぎ、患者さんにも分かりやすい言葉で説明することを大切にしております。

クリニックの特徴②:養生を通して自分の身心と向き合う学び

当院では、診察や薬によって症状を整えるだけでなく、患者さんが日常生活の中でご自身の体を観察し、身心を整える方法を見つけていくことも大切にしています。

その基本となるのが、食事、睡眠、運動、休息といった日々の養生です。ただし、一般的に良いとされる健康法を、すべての方に一律におすすめすることはありません。生活環境や体力、仕事、家族構成は一人ひとり異なるため、無理なく取り入れられることから始め、実践後の体調の変化を確認していきます。

また、診療の外側にある学びの場として、養生ヨガとも連携しています。養生ヨガは、難しいポーズを完成させたり、他人と比べたりすることを目的とするものではありません。呼吸や体の動きに意識を向け、今の自分が何を感じているのか、どこに力が入っているのかを確かめます。

健康に関する知識を得るだけでなく、実際の生活の中で試し、体の変化を感じながら振り返ることを大切にしています。そうした体験を重ねる中で、ご自身に合う方法が見えてくることがあります。

さらに、アーユルヴェーダカウンセリングでは、一人ひとりの身心の状態を伺い、日々の生活に取り入れられる養生法などをお伝えしています。鍼灸についても、患者さんの状態に応じて連携する治療院での施術につなげています。

医療者にすべてを任せるのではなく、患者さん自身が体の状態を観察し、ご自身に必要なことを選択していけるよう支えることを大切にしております。

今後の展望

一人の医師が直接診察できる患者さんの数には限りがあります。そのため、私一人が多くの患者さんを診ることよりも、同じ方向性を持ち、患者さんの身心や生活背景まで丁寧に捉えられる医師を育てていくことが大切だと考えております。

当院は、日本東洋医学会の漢方専門医教育指導関連施設として、漢方専門医の取得を希望する医師を受け入れています。研修医師が診療に陪席し、本診療の前に予診を担当することもあります。

研修では、漢方薬の選び方や診断方法を学ぶだけでなく、患者さんの言葉をどのように受け止めるか、複数の不調をどのようにつないで考えるかを身につけてもらいたいと考えています。

また、医師自身が頭で理解するだけでなく、自らの身体や五感を通して学ぶ経験も大切です。当院で研修する医師には、養生ヨガや山伏修行、iRest®ヨガニドラなどを通じて、医師という立場を離れ、一人の人間として自分自身の身心や自然と向き合う機会を設けています。

こうした体験は、患者さんの言葉や苦しみに向き合うための土台になると考えています。山伏修行では、自らの怖れや苦しさを観察しながら向き合う経験を通して、先の見えない不安を抱える患者さんの感覚についても、あらためて考える機会となりました。知識だけではなく、自らの経験を通して患者さんを理解しようとする医師を、少しずつ増やしていくことが目標です。

今後はクリニックの規模を大きくすることよりも、患者さんや医療者が健康について学び、実際に体験できる場を育てていきたいと考えています。その一つとして構想しているのが、診療とは役割を分けた「養生ラボ」です。養生ラボでは、自分自身の身体を教材として、生活を見直し、変化を観察しながら、自分にとっての健康を見つけていくことを目指しています。

医学や漢方に加え、養生ヨガ、心理学、教育、修験道、仏教、自然の中での体験など、異なる分野を「身体での体験」という共通の土台でつなぎ、健康について多角的に考えられる場にしていきたいと思っています。

広く伝えることだけに力を注ぐのではなく、目の前にいる患者さんや、学びに来ている医師と丁寧に向き合う。その積み重ねを大切にしながら、同じ思いを持つ医療者や実践者とのつながりを少しずつ広げていきたいと考えております。