目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科

当院は、JR山手線目白駅から徒歩4分の立地にあります。2012年の開業以来、父と共に「患者さんの歯の健康を一生涯お守りする」という理念のもと診療を行っています。

この目白という地を選んだ理由は、静かで落ち着いた住宅街でありながら交通の便が良く、幅広い年齢層の患者さんに気軽に通っていただけると考えたからです。駐車場も完備しており、お車でのご来院も可能です。

院内は白と木目を基調としたナチュラル&モダンな内装で、患者さんにリラックスしていただけるよう配慮しています。小さなお子様をお連れの親御様にも安心してご来院いただけるよう、キッズスペースを設置し、診療室内にはベビーチェアもご用意しています。

診療はすべて完全個室で行っており、プライバシーが守られた空間で周りを気にせず、安心して治療を受けていただけます。

目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科
院長　藤澤 將人

私が歯科医師として大切にしているのは、患者さんとの信頼関係です。歯科治療は非常に精密な作業で、顕微鏡を見ながら1mm以下の細かい作業を行うこともあります。治療中は細かい作業に集中している分、治療の前後ではリラックスしてお話できるように、できるだけ自然体で接しています。患者さんには少しでも安心していただけたらと考えています。

実はプライベートではマジックが趣味で、Instagramにも時々動画を投稿しています。それが患者さんとのちょっとした会話のきっかけにもなっていて、リラックスした雰囲気づくりに役立っていると感じています。

どんなときも、患者さん一人ひとりとの信頼関係を大切にしながら、安心して通っていただける医院を目指しています。

予防歯科を中心とした診療

私が日々の診療の中で最も力を入れているのは予防歯科です。

歯医者というと「痛くなってから行く場所」というイメージがまだまだ根強いかもしれませんが、本来は「良い状態を守るために通う場所」だと私は思っています。歯は一度失うと元には戻らない大切な器官であり、生涯にわたる健康の基盤となるものです。そのため、虫歯や歯周病になる前に、定期的なケアを通じて健康な状態を維持することが何よりも重要だと考えています。

治療を進める上では、保険診療と自費診療のどちらにも、それぞれに合った役割があります。保険診療は多くの方にとって身近ですが、より精密な治療や耐久性の高い材料を希望される方には、自費診療の選択肢もご提案することがあります。どの治療がベストかは、患者さんそれぞれのライフスタイルやお口の状態によって変わってくるので、しっかりと情報をお伝えし、ご自身の歯とどう付き合っていくかを一緒に考える時間を大切にしています。

小児口腔機能発達不全症への専門的アプローチ

特に力を入れているのが、小児の口腔機能発達不全症の治療です。

口の機能がきちんと育っていないと、歯並びやかみ合わせ、さらには姿勢や呼吸にまで影響することがあります。口の機能を鍛えることで、矯正治療をしなくても歯並びが改善されるケースも見られるのです。

また、乳児の抱き方や哺乳瓶の選び方、食事の取り方、さらには靴の選び方まで、日常のさまざまな習慣が歯並びに関係していることがわかっています。当院では、ご家族と連携しながら、お子さまの健やかな成長をサポートしていくことを大切にしています。

さらに、当院には日本矯正歯科学会の認定医が在籍しており、歯並びや噛み合わせはもちろん、歯ぎしりが原因の肩こりや頭痛についても、専門的な診療と丁寧な説明で対応しています。

当院では、まず口腔内の状態を正確に把握した上で、治療方針をご説明し、ご納得いただいてから治療を進めています。

初診の方には、検査・カウンセリング・クリーニングなどを経てからの治療開始となるため、実際の治療までに数回ご来院いただく場合があります。

検査では、口腔内写真やレントゲン撮影、歯周ポケットの測定、歯の動揺・汚れの程度などを丁寧に確認します。これらのデータを記録として残すことで、変化を追跡しやすくなり、より的確な診断と予防につなげることが可能です。転居などで他院に通うことになった場合にも、こうした記録は大切な情報として役立ちます。

また、定期的なメンテナンスの重要性についても、丁寧にお伝えしています。北欧諸国の調査では、3ヶ月に1回通院している方は、高齢になっても多くの歯を保っている傾向があります。継続的なケアによって、将来的なトラブルを防ぎ、健康な歯を長く守ることが可能になるのです。

歯科医師向けのセミナー講師としても活動しており、定期的に勉強会を開催しています。毎回20名ほどの歯科医師や歯科衛生士の方々にご参加いただき、知識や経験の共有を行っています。こうした活動を通じて得た最新の知識や技術を、当院の診療にも活かしています。

特に小児の口腔機能発達不全症については、保険導入以前から取り組んできた経験をもとに、お口の体操やバランストレーニングなどを用いた改善法をお伝えしています。

歯科の治療に限らず、正しい歯の知識を広めていけるような啓発活動にも力を入れています。子どもが通う小学校でのPTA講演や、地域の歯科医師会での学術活動などを通じて、身近なところから情報発信を続けています。

日本では、学校教育の中でもっと歯の大切さを伝える機会が必要だと感じています。歯科医療の技術が進化する一方で、できるだけ治療を必要としない状態を保つことの大切さを、多くの方に知っていただけるよう活動しています。

患者さんの中には、治療に関して不安や疑問を感じられ、セカンドオピニオンとして当院にご相談に来られることもあります。そうした場合にも、現在の治療の状況を丁寧に確認しながら、可能な限りご希望に沿った対応ができるよう心がけています。

治療の途中からであっても安心して通っていただけるようにサポートし、患者さんご自身が納得した上で進めていける環境を大切にしています。また、将来的に歯の健康を守るための知識や選択肢についても、わかりやすくお伝えするよう努めています。

当院は、この目白の地域で患者さんの歯の健康を一生涯お守りするという理念のもと、地域医療に貢献してまいります。