菜の花こどもクリニック

菜の花こどもクリニック

責任者

小松原 孝夫

電話番号

025-211-2160

所在地

〒950-2022
新潟県新潟市西区小針2丁目41番7号

支払い

現金
クレジットカード
QRコード決済(PAYPAYのみ)

診療時間

月・金:9:00〜12:30/15:00〜18:30
火・水:9:00〜12:30/15:00〜17:45
土:8:30〜13:00
休診日:木曜・日曜・祝日

エリア

新潟県新潟市

診療科目・施術名

小児科/小児神経/予防接種/乳児健診/感染症診療/アレルギー相談/急性疾患診療/慢性疾患フォロー

お悩み・症状

発熱/咳/鼻水/けいれん/発達の遅れ/食欲不振/下痢・嘔吐/湿疹/アレルギー症状/頭痛/体調不良/乳児の不機嫌/睡眠リズムの乱れ/感染症の不安

こだわり・特徴

完全個室診療/院内感染対策/動かない外来/患者ファーストの動線設計/独立換気システム/医師が各室を回るスタイル/プライバシー配慮/空調の最適化/親子の負担軽減/土足OKの設計/電子カルテの工夫/地域医療への貢献/小児神経専門医の視点/安心して話せる環境づくり

医院紹介

菜の花こどもクリニックをつくるにあたり、「院内感染から子どもとご家族を守る」という強い想いを出発点にしました。特に、新生児や妊娠中の方のように感染症が大きな影響を及ぼす可能性がある方々が、安心して受診できる場所をつくりたいと考え、その理想を追求した結果として、完全個室の診療環境に辿り着きました。

一般的なクリニックでは、多くの患者さまが同じ待合室で過ごされますが、そこには咳や発熱のあるお子さま、予防接種で訪れた健康なお子さまなど、さまざまな状態の方が同時に居合わせることになります。私は長年の臨床経験から、この状況が見えにくい感染リスクにつながっていることを痛感してきました。当院では来院後すぐに個室へご案内し、診察・処置・会計待ちまでをすべて一つのお部屋で完結できるようにしております。

体調が悪い中で院内を移動しなくてよいことは、お子さまだけでなく保護者の方にとっても大きな負担軽減になります。授乳やおむつ替えも人目を気にせず行っていただけるため、親子で安心して過ごせる空間が整っていると感じていただけます。

この完全個室の診療体制は単なる設備の工夫ではなく、患者さまの安全と快適さを最優先に考える当院の理念そのものです。

医師紹介

菜の花こどもクリニック
院長 小松原 孝夫

私が小児科医を志した理由は、子どもたちの人生に長く寄り添えることに魅力を感じたからです。大学病院で研修していた頃、小児科の医師たちが忙しい中でも笑顔を絶やさず子どもたちと向き合っていた姿が印象的で、「自分もこんな医師になりたい」と自然に思うようになりました。

研修医時代には、重い病気のお子さまと深く関わる経験がありました。治療の過程でできることは限られていましたが、毎日病室を訪れ、短い時間でも言葉を交わすことが私にとって大きな学びとなりました。患者さま一人ひとりと真摯に向き合う姿勢の大切さを、この経験を通じて強く心に刻みました。

その後、小児科専門医だけでなく小児神経専門医の資格も取得し、てんかんや発達に関する診療にも携わりました。その中で、症状がほとんど現れない感染症が妊娠中の方に重い影響を及ぼす現実を何度も目にしました。見た目では判断できないリスクが存在するからこそ、待合室での接触を限りなくゼロに近づける環境が必要だと痛感しました。

さらに、自身の妊娠や育児の経験を通して、体調の悪い中で移動を強いられる負担がどれほど大きいかを身をもって理解し、「体調が悪い患者さまが動くのではなく、元気な医療者が動くべき」という考えが生まれました。

子どもたちが成長していく過程に、医師として長く関われることが、小児科医という仕事の何よりの魅力だと感じています。

新潟大学医学部 卒業
県内外各地で一般小児科診療に従事
小児神経分野を専門領域とする
菜の花こどもクリニック 開業

日本小児科学会
日本小児神経学会
日本てんかん学会
日本小児科学会認定 小児科専門医
日本小児神経学会認定 小児神経専門医


当院こだわりの治療について

当院の診療で大切にしているのは、特別な治療方法ではなく、小児医療の“当たり前”を見直す姿勢です。病棟では体調の悪い患者さまがベッドで待ち、医療者が動くことが自然です。しかし外来では、熱のあるお子さまや体調不良の保護者の方が院内を移動することが求められます。この矛盾に対する違和感が、当院の診療スタイルを考える原点になりました。

小児神経専門医として、私は妊娠中の方が気づかぬうちに感染症にさらされる危険性を多く見てきました。発疹が出る前のりんご病、症状がほとんど現れないサイトメガロウイルスなど、外見では判断できない胎児への感染リスクが存在します。そのため、待合室で全ての患者さんの接触を極力避ける環境を整えることは私にとって必然でした。

加えて、私自身の育児経験から、荷物を抱えた状態で移動する負担の大きさや、体調不良のお子さまを連れて歩く大変さを痛感しました。だからこそ「患者さまは個室で休まれ、医療者が動く」という診療スタイルを大切にしています。

完全個室で診察・検査・会計待ちまでを完結できるようにしたのも、その想いからです。個室内では保護者の方が状況を理解しやすいよう電子カルテの画面位置を調整し、お子さまが不安になりにくいよう医療者と目線を合わせやすい構造にしています。

この環境づくりは、治療の質を支える重要な要素であり、安心して受診していただくための土台だと感じています。

クリニックの特徴①: 徹底した患者目線の工夫

完全個室の診療スタイルを実現するためには、多くの課題を一つずつ解決する必要がありました。医療者が各部屋を移動するためには、院内どこでもスムーズに電子カルテを使用できる環境が欠かせません。既製のワゴンでは高さが合わず、お子さまと目線を合わせにくいため、自作の電子カルテ台を設置し、対話しやすい位置で診察できるように工夫しました。

空調も重要なポイントです。各部屋が独立して換気できるように設計することで、他の部屋の空気が混ざらないよう配慮しています。こうした“見えない部分”こそ感染対策の要であり、特にこだわって整えた部分です。

さらに、当院では土足で入れるようにしています。雪国では靴を脱いで上がる形式が一般的ですが、妊娠中の方や小さなお子さまにとって靴の脱ぎ履きは大きな負担になります。院内清掃の手間は増えますが、患者さまの負担を減らしたいという思いから採用した方法です。

こうした工夫は、患者さまが感じる「大変さ」をひとつずつ想像し、丁寧に取り除いていった結果だと考えています。

クリニックの特徴②:広がりつつある新しい小児医療のかたち

当院の診療スタイルは、全国の医師から関心を寄せていただくようになりました。小児科だけでなく他の診療科からも見学のご希望をいただき、患者さまの動線や院内感染対策について見直しを検討される方が増えていると感じています。

私は、これまで取り組んできた設計や運用の工夫を求められればできる限りお伝えするようにしています。地域や建物の条件によって最適な形は異なりますが、「患者さまが安心できる環境をつくる」という目的はどのクリニックも変わりません。

実際に、当院の仕組みを参考に新しい診療スタイルを採用した医療機関も生まれています。遠方から見学に来てくださる医師の方の存在は、私にとって大きな励みとなっています。

大切なのは、当院の形式をそのまま再現することではなく、医療者自身が「患者さまのために何が最も大切か」を考えるきっかけになっていくことだと感じています。

今後の展望

私は、当院をこれからも安心して相談できる場所として育てていきたいと考えています。そのために、診療システムの改善や効率化にも引き続き取り組んでいきたいと思います。受付や会計の負担が軽減されれば、患者さまだけでなくスタッフも余裕をもって対応でき、より丁寧な医療を提供できるようになります。

また、地域医療への貢献も大切な目標です。より多くのご家庭を継続的に支えるために、状況に応じて診療体制の拡充を検討し、安心して受診いただける環境を維持していきたいと考えています。

そして何より、患者さまの安全を最優先に考える姿勢をこれからも変わらず大切にしたいと思っています。完全個室という形式はそのための手段の一つですが、本質は「安心して過ごせる空間を提供すること」にあります。この理念を大切にしながら、地域の子どもたちとご家族を丁寧に支えていきたいと考えています。