村上総合病院

村上総合病院

責任者

杉谷 想一

電話番号

⽇中(⾃動⾳声電話):050-1721-3308
緊急・夜間:0254-53-2141

所在地

〒958-8533
新潟県村上市緑町五丁目8番1号

関連サイト
支払い

現金
クレジットカード
QRコード

診療受付時間

外来受付時間(初診)月・火・水・木・金:8:00〜11:00
※内科は8:00〜10:30
※診療科によっては予約のみ
休診日:土・日・祝・年末年始

エリア

新潟県村上市緑町

診療科目・施術名

内科/消化器内科/神経内科/内視鏡検査/外来診療/健康診断/人間ドック/総合診療/救急対応/訪問診療

お悩み・症状

胃の不調/腹痛/便通異常/健診異常/発熱/体調不良/高齢者医療/認知症相談/慢性疾患/生活習慣病/通院の不安/受診先の相談/検査への不安/地域での療養/かかりつけ医相談

こだわり・特徴

県北の基幹病院/地域密着/患者家族の視点/丁寧な説明/内視鏡検査に注力/患者ファースト/AI・DX活用/相談しやすい環境/チーム医療/受診しやすさへの配慮/幅広い視野の診療/地域との連携/高齢者に寄り添う医療/訪問診療/暮らしに寄り添う医療

病院紹介

新潟県厚生連村上総合病院は、新潟県村上市を中心とする県北地域の医療を支える基幹病院です。幅広い診療科を備え、外来・入院診療をはじめ、救急医療、健診、訪問診療など、地域のさまざまな医療ニーズに対応しています。

地域医療を取り巻く環境は、人口減少や高齢化、医療従事者不足などによって大きく変化しています。その中で当院が大切にしているのは、できることをただ縮小していくのではなく、今ある人材や設備を生かしながら、地域に必要な医療をどのように残していくかを考えることです。

内科では病棟・外来・検査部門の体制を見直し、消化器内視鏡検査についても診療体制の充実に取り組んできました。現在では年間7,000件を超える内視鏡検査を行うまでになり、限られた人員の中でも、それぞれの力を生かすことで提供できる医療を広げられることを実感しています。

一方で、専門的な医療を提供するだけが地域の病院の役割ではありません。「どの診療科に相談すればよいかわからない」「予約していないけれど体調が心配」といった方にも、必要な医療につながっていただけることが大切だと考えています。

地域の皆さまにとって、困ったときにまず相談できる場所であること。そして、「この地域にこの病院があってよかった」と思っていただける存在になることを目指し、患者さまの立場から病院のあり方を考え続けています。

病院⻑紹介

村上総合病院
病院長 杉谷 想一

私が医療を身近に感じるようになった原点には、父の病気があります。小学校5年生から6年生に上がる頃、父が心筋症を患い、その後も入退院を繰り返していました。

医師を強く意識していたというよりも、まず「患者の家族」という立場で医療に触れたことが、自分にとって最初の経験だったと思います。高校生になってから医学部への進学を意識するようになり、新潟大学医学部へ進みました。

大学では、父が循環器疾患を患っていたこともあり、当初は循環器内科に関心を持っていました。しかし、臨床実習でさまざまな分野に触れる中で神経内科の学問的な面白さを知り、卒業後は神経内科で医師としての歩みを始めました。

その後、実際の臨床を経験する中で自分が取り組みたい医療について考え直し、消化器内科へ転科しました。国立がん研究センターなどで研究に携わった後は、県内の医療機関で臨床経験を重ね、長岡市の立川綜合病院には研修期間を含め約14年間勤務しました。

私が医師として大切にしてきたのは、専門性を持ちながらも「専門だけ」にとらわれないことです。消化器内科や内視鏡という専門分野を深める一方で、患者さまの全身状態や生活背景にも目を向け、できるだけ広い視野で診療することを心がけてきました。

2017年に村上総合病院へ赴任し、内科部長、副院長などを経て、2024年に病院長に就任しました。初めて公的病院の中で働いたことで、それまで民間病院で経験してきた医療との違いを感じる場面もありました。

医療を縮小していかなければならない現実がある一方で、「その前に、まだできることがあるのではないか」と考えたことが、現在の病院づくりにつながっています。

専門性を高めること、病院全体を広く見ること、そして患者さまにとって本当に必要な医療を考えること。その三つを大切にしながら、地域の医療に向き合っています。

新潟大学医学部 卒業
新潟大学 神経内科 入局
消化器内科へ転科
国立がん研究センターで研究に従事
⽴川綜合病院 勤務(研修期間を含め約14年)
村上総合病院 赴任
村上総合病院 病院長 就任

日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本消化器学会甲信越支部 評議委員
日本消化器学会認定専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓病学会肝臓専門医・指導医
日本がん治療認定機構暫定教育医・がん治療認定医
日本ヘリコバクター学会感染症認定医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
⽇本消化管学会便通マネージメントドクター
日本医師会認定産業医
臨床研修指導医
日本専門医機構認定総合診療専門研修特任指導医
日本内科学会
日本消化器病学会
日本肝臓学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化管学会
日本肥満学会
日本臨床腫瘍学会
日本癌治療学会
日本ヘリコバクター学会


当院こだわりの治療について

当院では、専門的な医療を提供することと同時に、患者さまが必要な医療へきちんとつながることを大切にしています。

私自身が専門とする消化器内科では、外来・病棟・検査部門の流れを見直しながら、内視鏡検査の体制を整えてきました。限られた人員だからできないと考えるのではなく、それぞれの職種が力を発揮できる環境をつくることで、診療の質と効率の両方を高められると考えています。

当院では年間7,000件を超える内視鏡検査を行っています。内視鏡検査に不安を感じる方も少なくありませんので、検査の必要性や内容をできるだけわかりやすくお伝えし、納得して受けていただけるよう心がけています。

また、病院全体ではAIやデジタル技術の活用にも取り組んでいます。AI問診や記録作成の支援などを取り入れる目的は、単に仕事を早く終わらせることではありません。

業務を効率化することで生まれた時間を、患者さまと話すことや、状態を丁寧に確認することに使う。そのように、デジタルの力を「人に向き合うための時間」へつなげていくことが重要だと考えています。

医療が便利になるほど、人と人との関わりまで薄くする必要はありません。新しい技術を取り入れながらも、患者さまが安心できる医療を残していくことを大切にしています。

病院の特徴①:専門性と幅広い視点を両立した地域医療

村上総合病院は県北の基幹病院として専門的な医療を担う一方で、地域の方が身近に相談できる病院であることも大切にしています。

近年は医療の専門化や予約制が進み、「紹介状がない」「予約をしていない」「どの診療科にかかればよいかわからない」といった理由から、受診のハードルを高く感じる方も少なくありません。

しかし、患者さま自身が症状の重さや適切な診療科を判断することは簡単ではありません。受診した結果、「大きな問題はありません」とわかること自体が、その方にとっては大きな安心につながります。

そのため、必要以上に受診の入り口を狭くするのではなく、まず相談していただき、そこから必要な検査や専門診療へつなぐという考え方を大切にしています。

特に高齢の方や認知症のある方、複数の病気を抱えている方では、一つの病名だけを見ていても、その方に合った医療は考えられません。年齢だけを理由に選択肢を狭めるのではなく、普段どのような生活を送り、何を大切にされているのかも含めて考えることが必要です。専門性を持ちながらも患者さまを全体として見る。その姿勢を、地域の病院としてこれからも大切にしていきたいと考えています。

病院の特徴②:デジタルを活用しながら、人にやさしい医療を残す

当院では、AIをはじめとするデジタル技術を積極的に取り入れています。医療現場では、診療そのものだけでなく、記録作成や情報整理などにも多くの時間が必要です。こうした業務をデジタルの力で効率化することで、医師や看護師が患者さまと向き合う時間を確保できると考えています。

私が目指しているのは、何もかもをデジタルに置き換えることではありません。むしろ、効率化すればするほど、これまで失われつつあった「アナログな部分」を大切にできるのではないかと思っています。

高齢の患者さまが病院に求めているものは、必ずしも高度な医療だけではありません。「話を聞いてもらえた」「大丈夫だと言ってもらえた」と感じることが安心につながる場合もあります。だからこそ、来院された方に対しては症状の軽重だけで線を引くのではなく、まずその不安を受け止めることを大切にしています。

AIやデジタル技術は、人の代わりになるためではなく、人にしかできない医療へ時間を使うためのものです。新しい技術と、人と人との関わり。その両方を生かしながら、患者さまにとってやさしい病院づくりを進めています。

今後の展望

これからの村上総合病院では、「患者ファースト」という考え方を、より具体的な形で地域の皆さまに届けていきたいと考えています。

人口減少や医療従事者不足が進む中、すべてを以前と同じ形で維持することは難しい部分もあります。一方で、効率化やデジタル化によって生まれた余力を生かし、地域で必要とされている医療をもう一度広げていくことはできると考えています。

その一つが訪問診療です。当院では訪問診療を始めていますが、現時点では担当する医師や診療日が限られており、まだ十分に地域へ知られているとは言えません。

今後は実績を積みながら担当できる医師を増やし、診療日を広げることで、通院が難しくなった方にも必要な医療を届けられる体制を少しずつ整えていきたいと考えています。

また、病院は「高度な医療を受けるためだけの場所」ではなく、地域の方が体調に不安を感じたときに、まず相談できる存在であることも大切です。体調に不安があるとき、どこへ相談すればよいかわからないときに、受診をためらわず頼っていただける病院を目指しています。

AIなどの技術によって業務が効率化されれば、その分、患者さまに向き合う時間を増やすことができます。デジタル化を進めながら、その先にあるのは、患者さまに安心していただけるアナログな、人にやさしい医療です。

高齢の方や認知症のある方も含め、この地域で暮らす方が必要な医療から取り残されないようにすること。そして、地域の皆さまから「ここがあれば安心」と思っていただける病院になることを目指し、これからもできることを一つずつ積み重ねてまいります。